ED(勃起障害)の治療薬/バイアグラ、レビトラ
バイアグラ、レビトラはなぜ、EDに効くのか
バイアグラを飲んではいけない人
バイアグラの使い方
バイアグラ、レビトラはなぜ、EDに効くのか
勃起の仕組みでお話ししたとおり、性的興奮が得られると海綿体の平滑筋が弛緩して空洞に一気に血液が流れ込むことで起こります。
これは、平滑筋細胞にcGMP(サイクリック・グアノシン・1リン酸)が増えたためです。
しかし、勃起はペニスにとってかなりの負担をしいる状態ですから、この状態を解除するためにPDEtype5(5型ホスホジエステラーゼ)という物質が登場します。
この物質により勃起不全が起こります。
このPDEtype5はほとんどがペニスのみに存在(一部肺動脈と血管にあり)している物質で、このPDEtype5の発生をくいとめる働きをするのがバイアグラ、レビトラというわけです。
PDEtype5のみに作用するということで口から飲む(経口薬)ことが出来、手軽です。
体への負担が少なく、安全性も高いとされていますが、副作用もないわけではありません。
例として、気分が悪くなる、頭痛、消化不良などが問題になっています。
心臓に疾患のある人の場合、血圧が下がって死亡するケースも報告されています。
バイアグラを飲んではいけない人
・硝酸薬、NO(一酸化窒素)供与薬(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)の飲み薬、貼り薬、舌下錠、注射、吸入剤を服用している人。
・肝硬変などの重度の肝臓病にかかっている人。
・網膜色素変性症(進行性の夜盲)
・バイアグラ、その他添加物過敏症。
・性行為そのものを医師から禁止されている人。
・低血圧(90/50mmHg)、高血圧(170/100mmHg)の人。
・バイアグラ服用より6ヶ月以内に脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の診断を受けた人。
バイアグラの使い方
服用方法
1.飲む時間
バイアグラには25ミリグラムと50ミリグラムがあり、医師の処方に従って服用します。
処方された薬は性交を行う1時間前に服用してください。
これはバイアグラは飲んでから1時間後に血液中で一番濃度が高まるためです。
ただし、満腹になるまで食事をした後などは、バイアグラの吸収が遅れるので場合によっては1時間半ぐらい前に飲むのがいいでしょう。
薬効は2〜3時間持続します。
2.使用回数
バイアグラの使用回数は1回につき1錠にしてください。
バイアグラは腸管から吸収され血液中を流れ、陰茎に運ばれて効果を発揮します。
バイアグラの成分は肝臓や腎臓などで代謝されて完全に消えてしまうまでに24時間かかります。
24時間以上空けて服用しないとバイアグラが体に蓄積されて副作用などをもたらします。
一度に何錠も飲んだからといって効果が出るものではありません。
3.バイアグラの副作用
頭痛、顔のほてり、鼻のつまり、消化不良、一時的に光に過敏になったり、変化して
見える、目がかすむなどがあります。
これらの症状が起きた場合は、服用を中止し、医師に相談してください。
4.費用
保険適応対応の薬ではないので、自由診療となります。
そのため、病院によって薬の値段が変わります。
参考までに、バイアグラ25rで1,100円、50mgで1,300円、レビトラ5rで1,000円10rで1,200円程度です。
ちなみに有効期限は4年、常温保管です。
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